ひなぎく心理ルームでは臨床心理学の立場から、いろいろな心の「悩み」や「葛藤」、「違和感」などに対してお話を充分にお聴きし、共に見つめ、整理しながらカウンセリングを進めていきます。
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精神分析を想う

精神分析を語ろうというものではありません。

ばっさり。

「想う」つまり、わたし独自の精神分析へのイメージをつぶやくことです。

 

当ルームの開業臨床が、対面でのカウンセリングからカウチ(寝椅子)を中心とした精神分析的心理療法に形を変えたのは、私が師事を願った精神分析家との個人分析が実現したことにはじまります。

その個人分析が始まりカウチの有効性を確信した私は、

分析開始から1年後に当ルームでカウチの使用を始めました。

 

私自身が受けていた分析中のある時、私は自身の臨床実践の変化に気持ちを向けていた語りの中で、実感をこめて言いました。

 

「「そこ」つかっていいんや」・・・と。

 

ところで・・・、「そこ」って、どこ? (笑)

 

私自身が発したことばで、ものすごく実感がこもっているのに、「そこ」がどこか分かりません。

はっきりしているのは「そこ」がこころの機能の何かであることで、背中のかゆいところを指しているのではないということです。

それと、どうやら「そこ」はカウチ設定を好むようです。

「そこ」は、難問です。

 

ビオンの理論に心躍らせ、学びを進める程に「そこ」への問いは深まります。

自身の分析体験と臨床実践を軸に問いは広がります。

ときに凝集(笑)させないと、微量な脳みそからばねが飛び出るので、○○かなと着地しますが、また飛び立ちます。

 

「そこ」は分からなくていいものなのかもしれません。

でも「そこ」は、私が精神分析的心理療法と思うものを施行し始めてから使われはじめ、その臨床は明らかにそれまでとは違う手ごたえを私にもたらしているがゆえに、私は、一生をかけて「そこ」を含めた臨床で体感するそれが何かを、探索していくのだと思います。

 

つまり、私は精神分析を愛して止まないようだとのつぶやきです。

 

暑いときに、熱い話になってしまったかもですが、

皆さまにおかれましては、涼やかに夏をお過ごしくださいませ。

 

ご精読、ありがとうございました。

 

 

 

 

| 私の思考 | 18:49 | comments(0) | trackbacks(0)
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