ひなぎく心理ルームでは臨床心理学の立場から、いろいろな心の「悩み」や「葛藤」、「違和感」などに対してお話を充分にお聴きし、共に見つめ、整理しながらカウンセリングを進めていきます。
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ヒミズ 
 過日、京都シネマで、映画「ヒミズ」観てきました。

東日本大震災を経験し、その変わり果てた街の映像が映画の中で使われていたのですが、それが違和感のないほどに、向き合っている映画でした。

何に向き合っているかというと、「絶望感」ではないかと、私は感じました。

絶望を前にして、希望と向き合うことが可能なのか?
絶望と向き合うということは現実と向き合うということであるが、それができるのか? 
できないのか?

「あんまりやさしくせんといて、大人には頼って生きていけへんのやから、やさしくされたらこまるねん」

これは、阪神淡路大震災の時に、私が数か月通っていた避難所で仲良くなった女の子が私に発した言葉です。

私は、「ごめん」といいました。ごめん・・・ということしかできませんでした。


私の仕事は、日々、個人の心のこのような側面に相対しています。



非日常ではなく、(カウンセリング場面という)日常の中で。







| 映画 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0)
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