ひなぎく心理ルームでは臨床心理学の立場から、いろいろな心の「悩み」や「葛藤」、「違和感」などに対してお話を充分にお聴きし、共に見つめ、整理しながらカウンセリングを進めていきます。
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無意識への信頼
臨床心理士として、クライエントと向き合うとき、われわれは様々な理論背景を持ち、専門家として相対します。

私は、自分の無意識、そしてクライエントの無意識にとても信頼を置いているように感じています。
クライエントを目の前にして動いてくる気持がありますし、聴きたいことが出て来ますし、クライエントもまた同様ではないかと思います。

よって、今日はこのことを聴いてみようだとか、こんな話をしようなどと前もって準備することはありません。
(スーパービジョンを受けての動きはあるのではと思いますが)

クライエントの話を覚えておかなくてはと意識したこともありませんし、忘れてしまっていることも不思議とほとんどありません。
私は決して記憶力が良い方ではないのですが、物語は自然に入っているようです。

ここで何を述べたいかと言いますと、カウンセリングに訪れる方の解決策・答えは、クライエントの無意識内にあると言うことです。

その答えが意識されるようになるのをお手伝いするのだと思っています。

私は 「バージョンアップ」 という言葉を使って、「生き方のすべ」をクライエントと一緒に考えてプラスすることはありますが、どのようなバージョンアップを望むのかもそのベースとなる材料はクライエントの無意識にあると思っています。

でないと、そこから紡ぎ出したものでないと、クライエントの自信・自立につながる役には立たないと思うからです。

じゃぁ、私は何をするのか?

クライエントの真意に近い場所をノックしていくことなのです。
ノックするとは、質問していくこと・感じたことを伝えていくことです。

答えが分かっている(意識できている)なら、カウンセリングなんか受けに来る必要はないわけですし、だからといって自分の感覚に遠いことをいくら言われたり、質問されたりしても首をかしげることになるのです。


質問したくなったことを質問します。

クライエントは、しっかりと応えてくれます。


「 そうじゃないです! 」 と。


いつも、私は感心します。


何か人に聴かれたり、言われたりしたとき、何が自分にとって正解かは意識できなくても(分かってなくても)、自分の気持ちと離れたことを言われると「違う気がする・・・」と、分かるのです。


逆もしかりです。


クライエントの真意に近ければ、

「 そうかもしれません・・・ 」 と、返事が返ってくるのです。

時には、 「 そうです! 」 と。



上記のようにクライエントが表現したにもかかわらず、カウンセリングが中断するなら、その言葉は本意ではなかったのかも知れません。
しかし、少なくとも私の経験の中では、クライエントに対する理解が、私とクライエント双方に深まっていっているように思えます。



うまくこころの扉をノックできるように研鑽するのみです。



私が先生で、答えを知っているのではないのです。



クライエントのこころの扉付近をノックして、そこにある物を分かち合うことが2人にとって大切なこととなります。



答えは2人の無意識が知っています。

そしてやがて2人の意識が喜びます。

それは、人生においての格別な時となるのです。


 おわり。  (ドダンっと、突然の終わりに思ったらごめんなさいね(笑))



 おまけ。 (笑)

このまえ行った、「曼殊院」 に竹林がありました。

                  
            

とっても入ってみたかったのですが・・・・、
              
「 ここは曼殊院門跡所有地です。無断で山に入ったり、タケノコをとってはいけない 」          
この様に書いてあったのであきらめました。 (笑)   タケノコとれるんだ・・・。(笑)

じ〜っと立っていると、自分の陰がおもしろいことに気づいて、撮ってみることで、竹林に入れない残念さを帳消しにしました。  (笑)
       
       

カバンの加減でお腹が大きいようですが、カバンです。 (笑)



それではこれにて。








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