ひなぎく心理ルームは、開設してから19年目の春を迎えました。
今回は、当ルームの名称に「ひなぎく」が選ばれたことについてふれます。
当ルームの名称は、お花の名前がいい!と思った時に、
私の誕生花をキーワードに調べることから始めました。
誕生花も、いくつかあり、その中の1つが「ヒナギク(デージー daisy)」でした。
ヒナギク(雛菊)=この花の古名は「光の眼」。デイズ・アイ(太陽の眼)から、
デージーとう英名がつきました。またスコットランドでは「幼児の贈り物」ともいわれ、
天国にいった子供が地上に落した花だという伝説があります。キク科。原産地は地中海。
花言葉…無邪気、あなたと同じ気持ち
デージー(ヒナギク) 花ことば…平和、希望、美人 (白)無邪気(赤)無意識
ギリシャ神話の時代から、ヨーロッパでは栽培されていたデージーは、「デイズ・アイ
(日の眼)」が語源だといわれています。朝が来て陽光を受けると花が開き、太陽が沈んで
夜になったり、曇りの日には花が閉じるという性質から、こう呼ばれるようになりました。
「希望」という花ことばも、こんなところから生まれたのかもしれません。
日本には明治初期に渡来し、小さくてかわいい菊と形容して、
ひな菊と呼び親しんでいました。また花期が非常に長いことから、延命菊とも呼ばれました。
また別のところでの「ひなぎく」の花言葉は、乙女の無邪気、平和、希望、明朗、
ひなぎく(白)無邪気 ひなぎく(赤)無意識 とあります。
私は、赤のひなぎくの花言葉が「無意識」との記載を目にして、これだ!!と即決しました。
現在の私が、無意識に魅力を感じて名称を即決したことに、へ〜〜と、思います。
なぜなら、19年前の私は、精神分析的な心理療法を行ってはいなかったからです。
無意識!!これだ!!と、たいそうこころが弾んだのを鮮明に覚えています。
19年前の私は、私の無意識に長く翻弄されていた時代を抜け出た感覚を覚え始めていたころでした。それから、私の無意識に解放された感覚と協力してもらっている感覚を感じることが増えていきました。
そして現在は、私の無意識と協働している感覚をもっています。
無意識は、意識できないから無意識なのにあなたは何を言っているの!と、
お叱りの声もあるかもしれません。
確かに、無意識は無意識なのです。しかしながら…、と初めてしまうと、
今回の主旨を外れますので、今日は、ここでお開きといたします。
ひとつだけ、精神分析では、無意識が想定されていて、
意識と無意識は同じこころにあって、つながっていると考えられています。
おしまい。
「ひなぎく心理ルーム」という名称は、検索でヒットさせるには明らかに不向きですが、
私はとっても気に入っています。
お立ち寄りいただきありがとうございます。
何だか、少し寒いですが、皆さまにおかれましても体調崩されませんようご自愛ください。