ひなぎく心理ルームでは臨床心理学の立場から、いろいろな心の「悩み」や「葛藤」、「違和感」などに対してお話を充分にお聴きし、共に見つめ、整理しながらカウンセリングを進めていきます。
最善を尽くすために

先の「ひなぎく心理ルーム2019年度の抱負」で、後に触れますとしていたことについて触れます。それは、私の心理臨床活動の中にある「私が扱うに得意とする通底する状況」と表現したことについてです。

改めてこの表現に向き合うと、得意という言葉を盛り込む、そのあまりの伸びやかさに我ながら圧倒されています。

 

自身に圧倒されていますが、その私は横に置き、私の発言の説明をします。

それは、ひなぎく心理ルームでの精神分析的心理療法の実践、不登校コンサルティング、里親カウンセリング、これらのすべてに共通し私が注目する、そのことが発生しているという現象でもあり、発生している困難な事態に変化をもたらすに必須のことでもある「破局」ということへの私の取り組みということです。

私がひとのこころの真の部分にかかわることの必要性を感じながらも、その術が分からずにいた時を経て、個人分析から多くの学びを得て、私は破局的状況そのものに内包された意味、そしてそれに耐えることの意義をしりました。

しかしそれは、クライエントとセラピスト双方にとって、困難きわまる道程です。

 

その困難きわまる道程の中にある、真の思いをかたる真の言葉に出会うために、何とか最善を尽くそうとする私です。

ただ、私という個人は多くの限界を抱えており、万能ではありません。

なので、設定という側面に私という個人を反映させることで、協働してことにあたれるクライエントとの出会いを得ているといえます。

最善を尽くすために、外的・内的設定を大切にしています。

個人開業もそのためと言えます。私だけの空気感を纏った空間です。

 

破局的側面がないという臨床がないということであって、得意でもなんでもない。

得意なんて言葉を出したので、苦しくなっていた私がいたようです。

えっ、伸びやかさでは?

伸びやかに表現していて、そう思っている私もいるのですが、それだけではないようです。

 

一つの表現をする。

もうひとつ伝えたい側面があるけど、今はこれをつたえたい。

今はこれを伝えるとに最も意味を感じている私なのだということ。

 

拡散して集結しました。(笑)(笑)

この笑いを説明する余力が残っていないようです。

少し尻切れトンボになる感じですが、ご了承ください。

 

インフルエンザも流行り、体調管理にも神経を使いますが、

皆さまにおかれましてもどうぞお身体大切になさってください。

いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

 

| ひなぎくのこと | 20:39 | comments(0) | trackbacks(0)
ひなぎく心理ルーム2019年度の抱負

実は、2018年度から外勤をなくし開業のみ稼働という形になったのは、

プライベートで手のかかることが発生したゆえの偶発的事態でした。

しかし、今となっては、開業のみの状況を何とか維持できないかと模索するところです。

なぜなら、精神分析的心理療法とその研鑽に気持ちを集中できる状況だと感じるからです。

 

ひなぎく心理ルームで、精神分析的心理療法を提供するようになってからは、産業の領域での業務提携はあるものの、近年の実質的な稼働は殆どないので、精神分析的心理療法のみを提供してきたといえます。

一般的な心理カウンセリングといわれる領域から精神分析的心理療法に進展してから、経営も格段に安定しましたが、今後、開業のみを生業にと考えるなら、さらなる基盤があっていいと考えます。それは、根本的には同一の理論軸での対応なのですが、私の役割、そのアプローチが精神分析的心理療法のそれとは、全く異なる種類のものといえます。

 

前置きが、長くなりましたが、現時点において、以下5つのことの可能性を検討しています。

一、毎週は無理という方への具体的な紹介先の選定と連携

  これは、電話での受付段階での話ですが、毎週一回以上での日時固定での面接に難しさを感じる方、カウンセリングを受けた経験がなく、なおかつサポーティブなカウンセリングに期待があると思われる方などは、他所の方が適切だと思いますとお伝えしてきました。このような時に、提供する心理療法の専門性の違いを理解したうえで、同様の形式をとる(自費でのカウンセリングを提供)他ルームとの連携を持つことの必要性を考えています。

 

二、不登校の親御さんへのコンサルティングの提供

  当ルームのそもそもの開業動機は、いじめ・不登校を専門に扱う精神科医院勤務時のクライエントの継続面接の場所の確保でした。この医院での8年間は、スクールカウンセラーとしての勤務に大いに役立ちました。私のプロフィールをみて、不登校をはじめとする、子どものことに関する相談の問い合わせもあり、これまでは、学校に勤務するスクールカウンセラーと教育委員会が主催する相談室を紹介し、当ルームでは相談を受け付けていませんでした。それは、私が教育委員会の配属のもと実際に学校勤務をしていたこととも関係します。しかし現在は学校勤務をしていません。なので昨年、毎週お逢いすることをその条件として、不登校の事案をいくつか引き受けました。何とかしたいとの熱意と行動力には目を見張るものがあり、これまでの学校勤務の中でも体験してきたことではありましたが、料金を支払ってでも、というところの意味合いはやはり大きく、そしてそれに応えられるだけの経験値も私に十分あり、これは、一つの学校に縛られることなく、当ルームのようなポジションもあっていいのではと考えた次第です。ただ、今まで通り、まず、スクールカウンセラーの紹介や教育委員会の相談室を紹介することはしていくと思います。それでも埒が明かない、頭をかかえられるだけで困る、と言った場合に、当ルームをご利用いただけたらと思っています。ここでカウンセリングではなくコンサルティングの提供という表現をしているのは、不登校という事態に特化していること、また、私が子どもさんとの関わり方について具体的に提案を出すからです。その提案を遂行し、その結果を私に伝え、さらに疑問点などを言語化して伝えることができる、そのような親御さんには手ごたえをもってご利用いただけると思う体験となりました。よって、ひなぎく心理ルームの提供メニューとして、考えはじめたことです。

 

三、里親カウンセリングの提供

  これは、現時点では、ひなぎく心理ルームで行うということではなく、私が出張して行うことです。この仕事の提供をしてくれた知人に、私の専門分野ではないからと漏らしていたのですが、私が幾人かの里親さんに提供した15分〜20分のカウンセリングが、とても喜ばれ、里親カウンセリングの必要性が私をまた呼びたい!ということを契機として声高に繰り返し言われ、そして、ついには児童相談所の推薦状も取り付けて、ある大手企業の助成金をただいま申請中とのこと。申請が通れば、年に数回、私が寄せていただくことになっています。ご縁が繋がっていくようであれば、引き受けていきたいと考えています。

 

四、精神分析的な個人分析と個人スーパービジョンの提供

  これから始まっていくこと、将来的にはしっかりと機能していければと望むことです。

 自身のさらなる研鑽と今後の出会いに期待しています。

 

五、必要と判断されれば、精神科クリニック連携先の開拓

  これは、文字通り、状況を見てということになります。

 

あれもこれもということではなく、実際にご縁のあること、また、一定レベルで確実にお役に立てることを考えています。

それらには私が扱うに得意とする通底する状況があります。

長くなりますので、それはまたのちの機会にと思います。

あっ、初夢です。

初夢には、博多華丸・大吉の面長の方の大吉さんが登場しました。(笑)

男女、2対2で行くか3対3で行くかと何かの相談しています。場面は変わり、大吉さんにエスコートされ8人乗りの高級車に案内されます。するとそこには、大小の四角い箱に入った美味しそうな色とりどりの発酵食品が仕込んであり、それを私は感嘆を持って眺めます。私に分かったのは、赤色のものがキムチであるということだけで、あとの白や緑のものが何かは分かりません。でもそれはとても手を掛けて作られていて、美味しそうでした。また場面は変わり、大吉さんは遠くで誰かと話をしていて、私の前には幾人かの人が通りすぎ、誰かな?誰かな?と思っています。この3場面が残ったという夢でした。

2019年度には、上記のこととは別で、新しいことがふたつ始まります。

そのことへの私のこころ模様を現した夢なのだろうとの印象を持ちました。

 

わぁ、長くなりました。

ご精読ありがとうございました。

 

それでは、この辺でお開きとします。

 

| ひなぎくのこと | 12:42 | comments(0) | trackbacks(0)
2019年のはじまり

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

本年もひなぎく心理ルームをどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

お休み気分は遠に過ぎ去って、お忙しい日々をお過ごしのかた、

さあ今日から始まりだというかた、また、ようやくお休みだというかた、

ご職業によって一言にお正月といっても様々なことだと思います。

 

私はといえば、今日、ようやく初夢をみました。

今年の始まりにふさわしい夢だったのではないかと思います。

 

そして初夢の前、私の2019年は「そうか!そういうことか!」という気づきではじまりました。数年来、私の中にあった問いが解けたことです。

それは「どうしてプーさんじゃなくてみゃーちゃんなのか」という問いで、

「みゃーちゃんはのっかっているからか!」というものです。

 

どうもすみません、新年早々、何を言ってるんだ!と、お叱りの声ごもっとも。

腑に落ちる感覚で私のこころのなかに収まるという、私個人だけが満足する内容です。

 

このように新年が始まりました。(笑)

わたしは本当にこころのことが好きなようです。

上記のことも必死で考えるとか、どうしても答えを導かないといけないとか、

そういうことでは全くないということは、その内容からもおわかりかと思います。

ただ、私のこころのなかにあっては、それはある種、インパクトを持つと問いとして、

私のこころの中に漂っていて、それが私の場合、おおくは朝の目覚めと同時に「そうか」と気づかれるのですが、問いが問いのままこころの中にある。

おそらくそれは実体験にせよ、思い巡らすのみであるにせよ、一度、思考した経緯があることには違いなく、それが、さらなる思考の増加によって繋がる(神経伝達物質がといってもいいのですが)ことで気づかれるのでしょう。

自分のこころのことですが、おもしろいのです。

それは正しいとか正しくないとか、まったく関係のない世界で、そこにあるのは私の腑に落ちる感覚のみです。

 

「そうか」と気づかれたときに、それが今一歩、私にとっての納得が欲しい、

腑に落したいとの願望があったのだということにも、同時に気づかされます。

そしてその気づきが今である、ということがまた含蓄深い。

 

だから、何? 何?、なんなの。

 

こころのことです。

 

新年早々、欲求不満をもたらせたなら悪しからずです。

 

初夢には、今年の抱負と共に、後日ふれることにいたします。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

お立ち寄りいただきありがとうございます。

感謝です。

 

 

 

| ひなぎくのこと | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0)
2018年を振り返る

特に振り返らなくてもいいのですが(笑)、少し振り返り自身をねぎらいたいと思います。

先のアップでもお知らせしているところですが、

本年はふたつの認定を取得することができました。

 

ひとつは、日本精神分析学会認定心理療法士、

もうひとつは、公認心理師です。

公認心理師はようやく誕生した心理職の国家資格です。

第1回目の試験での取得となりました。

(厳密には公認心理師の登録申請中で登録証が届けば取得となります)

喜ばしいことです。

 

そして、それにも増して喜ばしいのが、

日本精神分析学会認定心理療法士の認定を得られたことです。

医師が取得した場合は認定精神療法医との名称となり、

これらの上位資格のスーパーバイザー認定を合わせても、

毎年の新規取得者は10名未満です。

5年ごとの更新で、ご事情か(個人的には残念に思います)更新されない先生もおられるので、認定者の総数増加はさらに少数となります。

 

精神分析を学ぶ師に学ぶことは20代から行ってきた私ですが、

二人目の師からの個人分析を受け開眼し、日本精神分析学会に入会してからは実はまだ6年半です。学会に入会した時点から認定を念頭においての研鑽でした。

6年半は長いようですが、おそらく短期間での認定取得ではないかと思います。

それ程に、それなりの達成課題があるということで、

その道のりは希望通りに行くことも行かないことも様々でした。

 

そしてこの道のりが示すものは、歩みを進めるのは紛れもなく私なのですが、

そこには大きな支えがあるということです。

精神分析的心理臨床そのものの魅力も大きな支えであることがまずもってですが、

それと同じく、学びの内容、学びを授けてくださる尊敬できる師の存在そのものが大きな支えと言えます。

そして、公私ともに愛情で繋がる人たちの支えがあることで歩みが進められることです。

独りでは何も成し得ないことを痛感した一年でした。

 

今までの年にはないほど、丁寧に日々を過ごした一年でもありました。

この流れを維持したいとの思いが強くあるところです。

 

話は変わりますが、

今日の午前中に2か所、お買い物に出かけたのですが、すごい人でした。

いつになく真剣な表情で買い物に取り組む女性たち、クリスマス、お正月、

きりのない買い物にうまく切をつけながらいいものをゲットせねばという所でしょうか。

お手伝い参加のお父様方はどこに立っていたらいいのか戸惑うように、女性たちの流れの中でくるくる回っておられました。(笑)

私のお買い物のウキウキの頂点はクリスマス気分を盛り立てるお花と、お正月用の千両のいいものに出会ったことでした。千両はいいものだと1か月近く実をたわわにしたままその姿を維持してくれます。

 

また話は変わりますが、

私の自宅とオフィス双方に、「GRID」の表と「精神分析実践での二つの方法」の資料が硬質ファイルに入れられてあります。それをおもむろに手に取って眺めます。ワクワクします。(笑)

 

振り返りから未来に向かってワクワクすること、今日、わくわくしたことをふたつ記して終わりにします。

私が書いているものなので、私の好き勝手でいいのですが、のびのび記載悪しからずです。

 

いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

それでは、皆さまもどうぞお元気で、良いお年をお迎えくださいませ。

 

| 私の歩み | 14:27 | comments(0) | trackbacks(0)
冬季休暇のお知らせ2018~2019

 

2018年12月~2019年1月にかけての冬季休暇は、

12月25日(火)〜1月7日(月)までの約2週間です。

 

来室されている方には10月にお伝えしているところですが、

当ルームは本年より、夏季および冬季休暇を約2週間とすることにいたしました。

現時点で、最良だと私が考ることを実行できるのが、個人開業の強みですが、

休暇期間に関してもそのようなことです。

 

今年は外勤を無くし、開業のさらなる充実をはかる初めの一歩となりました。

来年度は、開業のみの方向でいくか、週に1日か半日程度の外勤を入れるかなど、

今後をしっかり見極める年度になればと考えています。

つまりは、来年度も開業のみで形を作っていく予定です。

 

伸びていく方向に縁があり、伸びていくものだという実感は、

今までの私の人生の節目には感じられてきたことでした。

自身の希望が叶わないという痛い体験は数知れずの私ですが、

「災い転じて福となす」といえるほどの転機もあり、

自身のこころがどの位置にあるのかということが、本当に重要なんだと想います。

 

なので、私は私の生業に大きな意義を感じています。

 

今後とも、ひなぎく心理ルームをどうぞよろしくお願い申し上げます。

〆のような文言が飛び出ましたが、冬季休暇のお知らせでした。

 

皆さまにおかれましても、お身体、大切になさってください。

 

| ひなぎくのこと | 10:58 | comments(0) | trackbacks(0)
公認心理師

本年、第1回公認心理師試験が9月9日に行われ、11月30日に結果発表がありました。

私的には、特に医療現場で心理職も国家資格保持者になることがよいと考えてきましたので、

公認心理師の誕生を喜ばしく思っています。

 

第1回目の試験ゆえ、どのような出題方法(傾向)であるのか、配点は等、

分からないことだらけでしたが、だからこその有利もあるのではとの淡い期待と、

学会関連の研鑽ごとが優先で試験勉強もままならない中になるので、

不合格やむなしとの思いのもと、どのような試験かとの実地として足を運びました。

 

結果発表まで3カ月弱、その間に配点などについても協議されたのだろうと想像しています。

問題によっては正答が複数になるという事態もあり、

そのことは解答傾向から改めて協議されたのだろうと思います。

それらの問題は、確かに私も時間を取られ悩み、印象にのこっていたものでした。

午前・午後に2時間づつ、計4時間の試験で154問が出題されました。

配点は事例問題が3点でその他は1点、難易度の高い問題は加点したそうです。

230点満点で138点(6割)以上が合格とのこと、

配点には一定割合の合格者を生むことの意図があるのだろうと推測します。

個別の結果通知書には何点であったかが記載され、問題の回答も公に示されました。

 

私は1ヵ月に満たない準備期間だったので、何だか配点の恩恵にあずかったように感じ、

達成感は薄いですが、受験者皆に公平なことなので、自身の合格は素直に喜ぶこととします。

 

そして、早速に現実問題に対処しました。

当ルームには、連携してくださっている(精神科)医院が2か所あります。

当ルームにおける連携とは、来室された方に医療的配慮が必要と判断した折に紹介する医院であり、また、医院より、当ルームへの紹介が適切と思われる患者さんをご紹介くださるというものです。

毎年、11月を目処に年に一度のご挨拶を恒例にしています。

今年は公認心理師の結果を見て、12月に入ってからうかがいました。

その折に、公認心理師法第42条第2項に係る主治の医師の指示に関する運用について、

文科省・厚労省から出された運用基準を参照し、その旨、私の方から医師にお伝えし、

現状通りで行くこと、また新たなご紹介については、

ご紹介を医師の指示として読みかえて問題ないことの確認と了承を得ました。

医師からは、何か書かないといけない書面があるかと聞かれ、そのようなものは特になく、

要支援者に不利益が生じないように連携を図ること、

そのために必要な情報を必要に応じて共有することですと、お伝えしました。

当ルームでは、契約書を交わす時点で、守秘義務が明示(明記)されていますが、

同時に命にかかわる事態はこの限りではなく家族や主治医との連携図ることを伝えています。

私は、公認心理師法第42条第2項を、

これまで医師やクライエントとの間で理解・共有されてきた範囲のことだと理解しています。

 

医師からの質問にも反映されているかと思いますが、

それぞれがその専門性を発揮するなかでの、ある種の信頼感があれば、

不必要に仕事が増えることは避けたいのが本音だと思います。

少なくとも私はそうです。

二者関係を重視する、精神分析的な心理療法を提供しているという観点からも、

私の開業臨床ではということですが、見立ての段階から入院を視野に入れないといけない、

つまり医師との連携を過度に密にする必要性が想定される心理療法は開始しません。

 

上記の第42条第2項の運用基準も「適宜見直しを行っていくものとする」との記載があり、

公認心理師と医師の連携もさることながら、臨床心理士や公認心理師の社会での位置づけ等、

流動的な情勢が数年は続くのだろうと思います。

ただ、私が成すべきことははっきりしており、それは臨床心理士や公認心理師認定を持つ心理職として、要支援者に対して質の高い心理療法を提供していく努力を重ねることです。

また、私にとって、最も質が高いと思われる対象関係論を基軸とした精神分析的心理療法の提供を個人開業で行いながら、心理職全般の社会での情勢や、開業臨床と他機関とのより良い連携のあり方へも意識を向け続けたいと考えています。

 

わぁ、随分まじめに力説している私です。

 

公認心理師の誕生は、臨床心理士仲間(公認心理師も登録方向)の今後の進むべき道への迷いを耳にするなかで、個々にとってはデリケートな問題を孕む事態であると感じます。

なので、私もまじめに力説するのかもしれません。

動く情勢の中にあって、動かない私の思いを記すことは、個人開業を営むものとしての動きなのかもと、今、思い至りました。

 

思い至った。終わり。(笑)

 

近くのアップになったかどうか、少しお待たせしたかもしれません。

悪しからずです。

寒気が流れ込んだせいか、私も今日、咳に出会い、何で?と思うところですが、

皆さまにおかれましても、どうぞご自愛くださいませ。

 

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

| ひなぎくのこと | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0)
第64回日本精神分析学会

師走に入りました。

11月のアップが叶わず、お待たせいたしました。

 

今年の学会は京都開催でした。

今年の紅葉は猛暑と台風の影響をうけてか、

その色づきに苦労がにじみ出ていることが否めませんが、

それでも学会会場から眺める宝が池付近の景色は美しかったです。

 

昨年に続き今年も学会発表を行いました。

また今年は、学会認定心理療法士の認定を受けることができました。

私にとって認定を受けることは、精神分析的臨床に邁進することを意味します。

精神分析的な臨床実践は、私の想像をはるかに超えて、

その意義深さと素晴らしさを日々、私に教えてくれています。

 

教えてもらうといえば、学会でも多くの学びと刺激を受けました。

松木邦裕先生が登壇されたいくつかのセミナーの中で、

ランチョンセミナーというものがあり、

その名の通り昼食を頂きながらお話を聞くという企画なのですが、

失礼なことだなぁとは思いつつも大いに退行した状態で、

いつもにはない楽しさを味わわせていただきました。

 

そして私自身について気づかれたことがあり、それは、セミナーの資料や題材が、

これまでに見聞きしたものであっても、

その時々に新しいものを受け取っている私がいるという事実でした。

語られるときによって伝わるもの(無意識的)、伝えているもの(意識的)、

受け取っているもの(意識的・無意識的)が違うのだろうと思います。

当たり前のことなのかもしれませんが、

このことは私が思う精神分析的な臨床実践では非常に重要だと改めて思うところです。

 

ゆえに私にとって50分は毎回新鮮で、よく言われる面接中の「強烈な眠気」という体験は、

あまりないのかもしれないなぁと思ってみたりしました。

 

来年度の学会は札幌とのこと、楽しみであります。

私は確認していないのですが、学会会場で紙面にて広報されていた学会の日程と、

最終日にアナウンスされた日程に齟齬があるそうです。

紙面のものは水・木・金の日付けだったそうで、例年を考えると、

金・土・日でアナウンスされた日程が正しいものと思っていますが、

早く、今一度、真実が知りたいです。(笑)

非会員の先生に教えてくださいね、と言われているからですが。

余談での締めくくりとなりました。

 

また近くアップ致します。

お立ち寄りいただきありがとうございます。

 

| 私の歩み | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0)
続・勉学の秋

お待たせ致しました・・・か、どうかは定かではありませんが(笑)、

日本精神分析協会 精神分析インスティテュート福岡支部 主催

「ルディ・ベルモート先生セミナー」参加のご報告申し上げます。

 

講演は「こころの機能と心的変化:ビオンの業績に基づく統合的アプローチ」でした。

そして討論を、松木邦裕先生が勤めてくださいました。

講義内容が臨床実践を軸にまとめられていたので、脳内をフル稼働させて何かを感じとろうとしている私がいるようでした。

そこに記述されることのこころの水準の近似が自身の臨床の中のどこにあるのかと、考えるともなく考えながらいました。

松木先生の討論が始まり、ルディ・ベルモート先生の講義内容をさらに変形して伝えてくださることで、形が見えはじめ、さらなる問いや、私なりの仮説が浮かびはじめます。

「退行」か「転移」か、ベルモート先生は「退行」という視点を軸としたので、長期休暇中の「構造化された15分の電話でのやりとり」がその文脈の中でなされたのではないだろうか、これが松木先生が言われた「転移」を軸とすれば、電話のやり取りはまずもって発生しないだろうと私は思いました。すみません。読み手を広く意識せずに好き勝手な記載悪しからずですが、続けます。

若かりし頃、私がアウトリーチで統合失調症の患者さんと面接をしていた時、机を指で小刻みにトントンたたく彼のリズムに合わせて(ベータ要素の世界)、私は私の膝を自身の手でゆっくりトントンして(赤ちゃんを寝かしつけるトントンのイメージで)非言語的な交流をしていたこと、面接ではない精神障碍者の作業所の空間での交流などに講義内容のある側面についてはイメージが向かいました。そして精神分析の臨床の場面に思いを馳せます。その場でのこころの水準について、治療者側が近似のイメージを共有して語り合うことそのものも本当には、難しいことであるとの思いを改めて感じた次第ですが、その壁を限りなく低くして、そしてまとまりのある問いを私が発見するところまで、松木先生の討論内容と配布資料が導いて下さいました。☟☝⇄空間、自由、無限の中にある言葉にされた内容。かっこいい。

 

こころの言葉にならない水準を扱うということについて、ひとつ私が思うのは、クライエントは自らの意志で構造化された枠の中で自身のこころに取り組むことを開始できる、その能力をすでに備えているという事実であり、それは先の私の交流のあり方とは異なるということです。ここからは、ちょっと広がるので、もうおしまいにします。

 

福岡で開催された講義でしたが、その後、佐賀に足を延ばしました。

17時31分の電車で1時間と少し。

途中、こころ模様は「苦しみ・痛み・かなしみ・よろこび・感謝」と深く変遷しました。

この世界はグリッドでいうならどの世界・・・、別世界?など、不可知な領域に思いを馳せたときでした。

しかしながら実は、この不可知なことにも、私なりの仮説をことばにおとしています。

このことと、精神分析実践はそんなに離れていないとも思っています。

 

長くなりました。

これ以上、迷宮の記載が増殖することは避けなければなりません。

というか、お腹が空きました。(笑) おもしろいなぁ。

ホントに自分というものには手がかかりますね。

 

貴重な講義を受講でき、ルディ・ベルモート先生、松木邦裕先生をはじめ、福岡支部の諸先生方にこころから感謝です。

 

ご精読、ありがとうございました。

 

| 昨今の私 | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0)
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